研究領域紹介

先端融合研究環(統合研究領域)の紹介

神戸大学の特色のひとつである先端的学際融合研究を強力に推進し、またその研究成果が実社会で活用されることを目指し、2011年4月に「神戸大学統合研究拠点」として設置され、8つの統合研究プロジェクトで研究活動を開始しました。2016年4月には、「先端研究」、「文理融合研究」を推進する先端融合研究環に統合・改組され、「先端融合研究環統合研究領域」の名称の下、神戸ポートアイランド地区において、特徴的な2つの活動を展開しています。

ひとつは、2012年9月に共用が開始されたスーパーコンピュータ「京」、及びその後継機である「富岳」(2021年稼働予定)を活用した計算科学研究の推進です。神戸大学は、神戸ポートアイランド地区における計算科学研究の集積と発展に呼応すべく、2010年4月に大学院システム情報学研究科を設置していたところですが、統合研究領域においても、隣接する理化学研究所計算科学研究センターや計算科学振興財団等と連携し、計算科学分野における先端的研究と社会人を含む人材育成を推進しています

もうひとつは、神戸ポートアイランド地区における神戸医療産業都市構想との連携です。統合研究領域では、本学の重点プロジェクトのひとつである統合バイオリファイナリー研究プロジェクトが、医療バイオ分野の関連研究を積極的に推進してきました。これにより、2015年4月に次世代バイオ医薬品製造技術研究組合(MAB)が活動を開始し、バイオ医薬品製造の実用化に向けた前段階を実証する最新設備を整備し、国際ビジネスへの展開を目指したモデル事業として、次世代バイオ医薬品等に係る先端的な研究開発と人材育成が行われています。

統合研究領域では、ポートアイランド地区におけるサイエンスクラスターの一部としての統合研究拠点を神戸大学の橋頭堡として、様々な分野における世界水準の6プロジェクト研究を鋭意推進しており、本学のビジョンである「先端研究」、「文理融合研究」をより一層活性化していくことを目指します。