研究プロジェクト

海洋再生可能エネルギーと水素エンジニアリングへの展開

研究プロジェクト・リーダー

武田 実 教授

研究の概要

2011年3月に起こった東日本大震災および福島第一原発事故により、日本の環境・エネルギー問題解決が喫緊の課題になっている。原発離れが進む中、代替エネルギー源として再生可能エネルギーが注目されており、温室効果ガス削減の切り札のひとつとして大いに期待されている。特に四方を海に囲まれた我国において、海洋エネルギーを有効利用することは、代替エネルギー源を確保するために極めて重要である。これらのエネルギーを水素に変換し、これを貯蔵・輸送・利用する技術を確立すれば、究極の水素クリーンエネルギー社会の実現に貢献できる。

本研究では、エネルギー媒体として水素に着目し、最先端の極低温・超伝導技術および高精度モニタリング・シミュレーション技術を応用して、海洋再生可能エネルギー(洋上風力・太陽光、海流/潮流など)の有効利用技術の研究開発を行うとともに、極低温液体水素(沸点20K)の海上輸送および安全技術の研究開発を行い、併せて水素利用の新しい舶用技術の可能性を追求することを目的とする。

テーマA:海洋再生可能エネルギー研究

(A-1) 洋上風力発電・太陽光発電の予測技術および水素製造技術
(A-2) 海流/潮流MHD 発電機の大型化および要素技術
(A-3) 海流/潮流MHD 発電の海洋環境評価

テーマB:水素エンジニアリング研究

(B-1) 水素の液化技術および貯蔵技術
(B-2) 液体水素の海上輸送技術
(B-3) 液体水素の海上安全技術

構成員

                        
氏名 職名 所属 ・専攻
研究プロジェクト・リーダー 武田 実 教授 海事科学研究科・海事科学専攻
研究分担者 三村 治夫 教授 海事科学研究科・海事科学専攻
宋 明良 教授 海事科学研究科・海事科学専攻
笹 健児 准教授 海事科学研究科・海事科学専攻
大澤 輝夫 教授 海事科学研究科・海事科学専攻
青木 誠 助教 先端融合研究環
研究参画者 蔵岡 孝治 教授 海事科学研究科・海事科学専攻
藤本 岳洋 教授 海事科学研究科・海事科学専攻
西山 覚 教授 工学研究科・応用化学専攻
竹野 裕正 教授 工学研究科・電気電子工学専攻
陰山 聡 教授 システム情報学研究科・計算科学専攻
熊倉 浩明 特命研究員 物質・材料研究機構
松本 真治 主幹研究員 物質・材料研究機構
小田原 悟 准教授 鹿児島工業高等専門学校
HABERSTROH Christoph 教授 ドレスデン工科大学
BAUDOUY Bertrand 主幹研究員 サクレー原子力庁センター

研究の概念図

テーマA:海洋再生可能エネルギー、テーマB:水素エンジニアリング研究