研究プロジェクト

革新的予防・診断・治療法開発に向けたシグナル伝達医学研究

研究プロジェクト・リーダー

南 康博 教授

研究の概要

本邦は超高齢社会を迎え、加齢にともなう疾患である、がん、代謝疾患、認知症などの神経疾患、免疫・炎症性疾患などの諸疾患についてのより有効かつ安全な診断法・治療法の開発およびが喫緊の課題である。このような社会情勢の中で、安心・安全でQOLの高い社会の実現には、諸疾患の病因・病態をふまえたより適切かつ有効な予防法や超早期診断法の開発がもとめられている。また、これらの疾患の多くは、シグナル伝達因子あるいはシグナル伝達機構の異常に起因することが明らかになってきている。

本研究プロジェクトでは、「がんシグナル」、「代謝シグナル」、「脳こころシグナル」、「免疫・炎症シグナル」に焦点をあて、細胞・組織・臓器・個体レベルでのシームレスな解析や網羅的なオミックス解析(ゲノミクス、プロテオミクス、メタボロミクス)をとおして、これらのシグナルの異常に起因する諸疾患の病態メカニズムを解明し、疾患の診断・治療の標的候補シグナル分子を同定する。また、「創薬シグナル」や「再生医学シグナル」の視点から、候補シグナル分子を標的とした新たな低分子化合物や抗体医薬(生物製剤)などの開発を行う。さらに、本研究プロジェクトでは、ワシントン大学バイオシグナル・高精度治療研究所やオスロ大学分子医学研究所と緊密に連携し、国際的な創薬研究拠点へと展開させたい。

構成員

氏名 職名 所属・専攻
研究プロジェクト・リーダー 南 康博 教授 医学研究科・医科学専攻
研究分担者 小川 渉 教授 医学研究科・医科学専攻
和氣 弘明 教授 医学研究科・医科学専攻
青井 貴之 教授 科学技術イノベーション研究科
研究参画者 的崎 尚 教授 医学研究科・医科学専攻
仁田 亮 教授 医学研究科・医科学専攻
掛地 吉弘 教授 医学研究科・医科学専攻
鈴木 聡 教授 医学研究科・医科学専攻
木戸 良明 教授 保健学研究科・保健学専攻
伊藤 俊樹 教授 バイオシグナル総合研究センター

研究の概念図

革新的予防・診断・治療法開発に向けたシグナル伝達医学研究の研究の概念図